おわりに

同じ疾患でもひとりひとりの患者は、異なったニーズをもっている。50才代の女性で網膜色素変性症の患者がいた。彼女の視野はとても狭く視力も両眼とも眼前手動であった。

彼女の希望は一人で美容院へ行く事だった。自校を使って美容院へ行くための歩行訓練をおこなった。訓練中彼女は、突然「道路の白線がわかります。はっきりではありませんが、、、。でも白杖を使えば一人でも歩けます。」とさけんだ。私達は、彼女が残存視機能を活用できるとは考えてもみなかったので、彼女のQOLは一気に向上したといえる。文字を読んだり書いたりする事が患者の目的とは限らない。

現在、彼女は盲導犬の訓練に挑戦しながら活発に動き回っている。

投稿日:2002年3月29日 更新日:

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