4.難聴による問題

<一次的問題>
周囲の音や声などの聴覚刺激が聞こえない、または十分に聞こえない。
<二次的問題>
①コミュニケーションの問題
・相手の話が分からない
・自分の声やことばがモニターできない
②心理面・情緒面の問題
・孤立感、疎外感、憂欝感
・外界への関心の減少、意欲の減退、疲労感
・音楽 、ラジオ、テレビ等の文化的楽しみの制限
③自己と環境との調整の問題
・身体の安全保持
・状況把握
・身体技能の調節や学習
④言語習得の問題
・言語(language)の習得
・スピーチの習得
<三次的問題>
①認知発達、思考の発達への影響
②社会的、情緒的発達への影響
③教科学習、学力への影響
④家庭、地域、学校、職場等への適応への影響
⑤自立、自己実現への影響

きこえの障害は、適切な措置が講じられなければこのように次々に問題が派生してくる。しかしながら本人及び家族や周囲の人々に対して、必要な時期に適切な措置が講じられれば、障害は最小限に押さえられ、豊かな自己実現を可能にもする。また、きこえの障害は個人差が大きく、以下のような種々の要因の相対的関連の中から、一人一人の固有な状態が生じる。

<個体的要因>
①聴力の程度、聴力型、障害部位
②障害の発生時期
③知能、学習能力、性格などの個人的資質
<社会的、教育的要因>
①発見時期、措置の時期
②医学的、教育的措置の内容
③両親、その他周囲の環境的要因

投稿日:1997年3月1日 更新日:

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