1.5.清潔間欠自己導尿法(CIC)の出現

ラビデスたち(Lapidesetal., 1972)は、神経原性・無緊張性勝胱によって排尿障害のある患者14名の経験に基づいて、CICが尿路感染を根絶し、長期にわたって無菌尿を維持するのに役立つと報告しました。

その頃、間欠的で厳密に無菌的である尿道カテーテル法がグットマンたち(Guttmannetal., 1966)によって推奨され、排尿機能障害のある患者に、もっぱら医師あるいは看護婦だけの手によって行われていました。

ラビデスたちは、医師あるいは看護婦による無菌的カテーテル法を用いなくても、CICによって無菌尿を得て、それを維持できると主張しました。CICは無菌的間欠導尿と比べて、操作が容易でした。したがって、排尿機能障害のある人々も、膀胱の過伸展を防止するように、自分でカテーテルを操作するようになりました。

折笠ら(1976)は、北海道におけるCICの臨床経験で、よい成績を報告しました。メリナードら(Marynardetal..1987)も、CICを行っている患者の5年間の経過観察から、患者の有病率が低いこと、患者に好評であることを報告しています。現在、多くの医師は排尿機能障害のある患者さんにCICを推奨しています。

投稿日:2001年11月30日 更新日:

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